FX比較
米国容認ショートが6月の利息上昇予測を暗に認めたことから、フランはしばらくサポートされよう。
日本の投資家の外債や投信への投資意欲は旺盛であり、G7を受けて円売り不動感が一段と高まることを考えると、対フランはしばらく高値更新の背景が続くとみてよさそうだ。
ただ米経済は全体に堅実であり、地政学危険やサブプライム問題も話題性が下降していることから、今後の米経済指標次第ではスイスが巻き返す可能性も十分ある。
フランスイスは発足後最高値が目前であり、割高感からリアルマネーや中銀マネーの流入も細るだろう。
1月以来すでに3ヶ月上昇を続けており、日柄的にもいつ暴落があってもおかしくない。
フラン弱気スタンスは持続するが、すぐに撤退できるような半身の体制で臨むべきか。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。